学会紹介:会長挨拶

高等教育質保証学会会員の皆様へ

 令和2年9月に開催された総会での承認を経て、原田博史先生(岡山学院大学・岡山短期大学)の後を引き継いで、第6期の高等教育質保証学会会長に就任いたしました。
 会員の皆様方のご協力を得て、高等教育質保証学会の一層の発展のために尽力して参りますのでよろしくお願いいたします。
 ご承知の通り、現下の大きく変化する社会にあって、将来を見据えながら変化に対応し、かつ、活力ある未来社会を創造していくためには、それを担う人「財」育成が最重要課題であることは、国際的にも、社会の共通理解となっています。特に高等教育は、その根幹として、極めて大きな責務を担っていますので、全ての高等教育機関は、自ら、また、外部機関などによる共通的な視点から、その教育目的や内容について高いレベルでの質保証に取り組み、その結果を公表することが求められます。国際的にも質保証された高等教育は、今後益々その重要度が大きくなります。
 当学会は、高等教育の発展のためには「質保証」が学問分野として確立されることが不可欠であるとの認識から、平成22年8月に設立されました。その活動においては、当学会が主導して必要な高度な研究を推進し、多面的な視点からの議論を積み重ねて、その結果を教育界はもとより社会全体で共有すること、さらにその研究成果の社会への積極的な発信などを主要な任務としています。
当学会の大会は、平成23年10月に高等教育質保証学会第一回大会(東京大学駒場キャンパス)を開催して以降、毎年開催してまいりました。しかし、残念ながら、現下のCOVID-19のコロナ禍の中で、昨年(令和2年度)は会合を見送りました。今後、早期の対面形式の大会の実施に向けたコロナ禍の状況好転が期待されますが、状況に応じてリモート会議を含めた対応も考えて学会活動を推進することもあるかと思います。
 重ねて、皆様の協力のもと、教育の質保証という重要な課題に真正面から取り組む学会として、様々な形でその責務を果たしてまいりたいと思いますので、今後とも、宜しくお願い申し上げます。


高等教育質保証学会会長

谷口 功
((独)国立高等専門学校機構 理事長)